山口大学教育学部押江隆研究室へようこそ

押江研究室では主に「地域」の視点から臨床心理学的な支援のあり方を研究しています。

古典的な個人臨床の理論は、クライエントの面接室への来談を前提としています。ところが学校現場へのスクールカウンセラーの導入や先刻の東日本大震災の被災者に対する支援など、臨床心理士に要請される技能は質的な転換を求められているといえます。これまで培われてきた臨床心理学の知見を面接室内に限定せず、 それを活かしながら地域のニーズに即してさらに発展させていかなければなりません。

私はこれまで地域でさまざまな「支えあいのコミュニティ」作りに関わってきました。ひとつは不登校や発達障害の子どもの「居場所」であるフリースペースコミュニティです。子どものための居場所として始めたのですが、学生スタッフの居場所にもなっていました。また、自分の悩みや不安についてお互いに語り合うグループの方法を新たに開発し、それを用いて学生相談や産業カウンセリングのコミュニティを地域に作ってきました。

どちらも「誰もが支援関係に参加できる風土作り」であり、その上でグループアプローチやパーソンセンタードアプローチなど、臨床心理学の視点が大変有効と言えます。臨床心理学の知見を活かすことで、どのような地域支援が可能なのか? 地域で果たすべき臨床心理士の役割とは何なのか? この分野には検討すべき課題が山積みです。

私の主な研究テーマはこのようなものですが、当研究室では地域臨床に限らず、どんな関心や研究テーマでも歓迎します。まずは「あなたが大切にしていきたいこと」をゆっくりじっくりと見つけていきましょう。

更新情報

  • 業績を更新しました (2016/6/27)
  • 教育方針を更新しました (2016/4/7)
  • 自己紹介を更新しました (2016/3/14)
  • 業績を更新しました (2016/3/9)
  • 業績を更新しました (2016/2/8)
  • 業績を更新しました (2016/1/28)